売り込み

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 ぼくは取扱画廊は他の作家さんのように、ポンポン出逢ったところで扱ってほしいと思っていなくて、一生付き合っていけるような、それでいて海外アートフェアに果敢に挑戦しているギャラリーを探しているので、尚更厳しそうです。(まだアプローチすらしたことがありませんが)。

 ギャラリーへの”売り込み”は良い話を全く聞きません。売り込んで取扱になった作家さんってほぼ居ない気がします。岡本太郎現代芸術大賞展で受賞した有名な作家さんでミズマに持っていって、断られたとか、小山登美夫さんの取扱作家さんの中に、以前売り込みしたときに断られて、その作家さんが他で展示をしていたときに、全く気づかずに小山さんがその作家さんを逆にスカウトしたって話もあります。
 なので、1流画廊への売り込みは無理と思って気が引けます。それならその画廊と関わりを持っている人から紹介してもらうほうがまだ可能性ありそうです。売り込みはギャラリーとして判断し難いからではないですかね。作家やギャラリーからの紹介なら、ある程度のお墨付きがありますし、やっぱり展示してるときに生で作品を見なければ判断できないのだろうかなとは思います。
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 さらに、美術手帖2008年2月号 「アーティスト」になる基礎知識32Pで、山本現代のオーナーが企画画廊についてコメントしています。それによると、作家の発掘は卒展やグループ展、貸画廊の個展など様々で、”打率がいいケース”として、「作家による紹介」を挙げています。おもしろい作家が、おもしろいというという作家はおもしろい。だそうです。作家の目は信頼できるらしいです。
 なるほど確かにそれが一番だろうなとは思いました。しかし、やはり作家個人が単体で売り込みをしても、それで取扱になるケースはほぼないと言っています。


 作家として取扱いは一般的に美大の卒展でギャラリーにスカウトされるのが一番多いと思います。それ以外は紹介かコンペ・公募展でスカウトですね。卒展ですぐ企画に声かけしてもらって早くデビューすることは、大事だと思います。ただ画風というか、自分の根源的な作りたい作品、表現したい作品が変わっていったとき、作家はどうするのだろうと思います。取り扱ってもらったときからほとんど画風が変わらなければ、進化もないですよね。
 ぼくはドンドン絵が大きく変わっていく作家で、挑戦してる人こそ、芸術家と言えると思っています。でも生活のためには”絵描き”になるしかないですね。。現代美術作家以外でクラシックな画風で挑戦してるなと思う人には智内兄助さんとかいますね。絵柄どんどん変わっていくので凄いなと思います。
 自分も活動の幅が主に百貨店のグループ展のみで狭すぎるので、ギャラリー展示や個展もしないとなと思っております。来年がラストな気持ちで新しい活動を初めるつもりです。


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