ちょっとした仕掛けをほどこした新作「 Akatsuki〈暁〉」

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今回は以前からちょっと試してみたいと思っていた作品を作ってみました。

大したことはないのでけど、ちょっとした仕掛けをほどこしてみました。
「ハイブリッド・リアリズム」という絵柄以外にも僕だけのオリジナルな面白いことが何か出来ないかと考えて作ったものです。
昨日無事に作品が届いたようで、一応画商さんには今朝方メールで「驚いた、凄く良い」と評価して頂きました。でも僕らが良くても売れるかどうかは作家の知名度と百貨店の向きな絵柄次第ですが。



この作品は来週から名古屋三越栄で展示される作品に混ぜてあります。
今までで描いた中で一番好きな顔になりました。
というか好きな顔にしました。
今まではモデルさんは大体忠実に観たまま描いていましたが、今回はモデルさん自体までも自分の好きな顔の形に変えて描いてみました。

こういった顔が好きです(絵のキャラとして)。



とにかく新しい試みをチャレンジしてみましたが描写以外の工作の面で、ちょっとだけ苦戦しました。
ありきたりな言葉ですがチャレンジを乗り超えた作品は格別良い作品に思えますね。
理屈ぬきで単純にそういう作品は好きです。特段好きになります。
とは言っても、これで満足ということではなくて、これを超えるものをドンドンまた描いて進化していくつもりです。
やっぱり10号くらいの大きさがあれば描写の力を十分発揮できますね。描写で苦戦することは、ほぼないので描いていて楽しかったです。




ということでその新作です↓ 

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Akatsuki〈暁〉



僕は実は忍〈しのび〉が好きなので忍にしました。
僕自身も忍として作品になるのがささやかな夢です。

タイトルは、Akatsuki〈暁〉です。
暁とは夜明け前のことで、夜明け近くのまだ暗いときのことを言います。
夜が明けるころの時間の順番で、暁(あかつき)→東雲(しののめ)→曙(あけぼの)と明るくなっていくようです。いずれも明け方を指す言葉です。暁はまだ夜に近い状態です。
(それ以外にも「成功した暁には~」の全く違った意味で使われることもあります。)

作品名Akatsuki〈暁〉は忍にしたとき月光が浮かんだことと、衣装が燻(くすぶ)ったような、焼け焦げたような質感・色合いが”焼””暁”が似ているのことを浮かばせたことから名付けました。

今までのポップな明るいカラーを使った”軽”の印象ではなく、この作品はダークで”重”の印象を出してみたいということから微妙に色付けされた黒装束にしました。


そして、この作品のポイントは、一枚の絵で着衣バージョンと脱衣バージョンを变化(へんげ)できることです。


以前からそういう作品を制作してみたいと思ってチャレンジしてみました。

〈↑上の作品画像をクリックすると脱衣バージョンの作品になります。〉


どうでしょう?人物自体を描くのは最も得意なのですが、やっぱり顔がバッチリ自分の好みに一発で出来たのが嬉しいです。
それに僕の場合はモデルさんが友人、知り合い、彼女、奥さんでもありません。
なので、作品を所有された方が”他人の奥さんや彼女を描いた絵を飾る”ような複雑な感情は芽生え無いと思います。
それにモデルさんも美術モデルさんではなく、ボディ&フェイス共にヴィジュアルに特化したプロのファッションモデルです。
そして、その中でもやっと見つけた逸材です。
作品になるモデルさんこそ妥協しません。


とまあ、長々とヤカマシイですね。
もっともっとこういう作品を制作していきたいと思います☆


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こちらもクリックで变化(へんげ)




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