2017年01月

年末~年明けにかけての展示終了

 新年またいでのグループ展(酉とりどり展)が終了しました。かなり長い期間の展示で1人1点の条件を5,6点辺り展出されてる方も居て、それぞれ主催ギャラリーがひいきにしている作家さんも居るんだなという印象でした。 
 売上はKenzanと同じでそんなに高くないと思います。若手の小さな作品がチラホラ売れていただけなので。あとは印象としては複数点出されている方の大きな絵よりも小さな絵の方が密度が高くていい作品に思えました、皆がそうではありませんでしたが。大きな作品は小さな作品よりも良い作品でなければなりません。それは単純に値段が違うからです。小さな少額金額の作品はアレコレ詰め込むべきではありません。大小の金額に合わせて内容を考えるのは販売していく上で重要なことです。小さな作品と大きな作品が同じレベルの内容(大きな作品を縮小しただけの内容)では小さな作品しか買われません。大きな作品には迫力ではなく小さい作品には無い要素を盛り込まないと大きな作品の販売は非常に難しいと思います。

 さて会場の雰囲気はこんな感じでした。伊藤忠青山アートスクエアです。
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 1月ですから寒かったです。
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 会場では主催ギャラリーが会場から近隣県内の参加者のみに当番を義務付けていて、前半と後半の2日間を11時~19時のMAX店番しなければならず、それだけが残念な点でした。というのも都内や神奈川、千葉、埼玉の参加者のみが毎回主催ギャラリーの展示を設置、撤収作業も店番もしなければならず、それ以外の来れない都道府県の方々は一切の手伝いも、金銭的負担も無い条件になっているからです。店番のみならず、設置や撤収まで来れない方々の分まで近隣の作家だけが完全ボランティアで強制されるのは改善をご検討して頂きたい点です。時間も交通費もかかります。最低限せめて交通費は来れない作家さんサイドが完全負担するべきではないかなと思います。そして店番として現れた最終日も何もやることがありませんでした(苦笑。会場に居るだけで案内もありません。仕事してる人は、やることが何もない店番に参加させられるのは厳しいですね。全員の参加者が同じ条件であればまたマシです、それか会場に居たい人は希望者のみにするとか色々方法はありますが。
 あとは、会場に居て暇だからと外を道行く人への呼び込みを伊藤忠のスタッフの方に誘って頂きました。見た目が異常に若いので学生と思われたのでしょうけど、この歳で呼び込みをやってみました。率先して道行く人に声掛けをしましたが全滅。。笑。都内で絵の呼び込みって詐欺の商法って思われてそうですよね。誰も引っかかってくれませんでした(ぼくが怪しいからかもしれませんが)。広島で展示したときは何人も呼び込めたのですけどね。色々個人的にイタイところがあった展示でした。まあ学生や若手の展示がメインなので文句があるなら参加しなければ良いだけですね。

 文句ばかりでお見苦しいですが、この展示の話だけではなく毎回思うことがありますが展示期間に作品を準備出来ていない、間に合わない作家志望の方々がおられます。今回も居ました。この世界ではそういう話はよく耳にしますが展示に間に合わなかったら一発で信用を無くしてしまうので非常に残念なことです。絵を描く人は内向的な病んでる方も多いので、そういう方は制作以外でトラブルを抱えていますが出せなければ過去作品でも嫌でもなんとか体裁は保つべきですね。ぼくも作品提出は余裕をこいていてギリギリなので人のことは言えませんけど。。^^;お世話になった画商から実際に聞いた話ですが、なかには百貨店の個展が決まっているにもかかわらず作品が2枚しか出来ていなくて土壇場で中止になった人も過去にいたようです。
 この世界はタフなメンタル無いと本当にやっていけないと思うので、イチイチ人の意見に一喜一憂していたらあきまへんで~(笑。でも変な根拠のない自信を持ちすぎてる人も多いです。自分は天才だと思ってる人も。そういう方に限って経験が少ないです。僕自身も公募展にチャレンジする前や経験が少ないときはそう思ったりしていて痛い子でした。今も十分痛いかもしれませんが。。
 病んでたらクスリ(抗うつ剤)じゃなくて、ジョギングしましょう。身体を動かすことで精神衛生を改善できます。マラソンしてて暗い人って居ない気がしません?スポーツはなんでも良いと思います。ぼくもジムで鍛えてますしプールで泳いだりしてます。だからヤバイけどなんとか生きてるのかなあって思ってます。全然参考になりませんね。

 展示の話に戻ります。
 色々疑問点はあったとは言え、オープン初日辺りはコレクターや色々な美術関係者の方も来ますし美大生や卒業して間もない若手のための展示なので、まだ活動歴の浅い作家志望の人には主催ギャラリー(八犬堂)のグループ点はオイシイなあと思います。八犬堂に関わっていると新宿伊勢丹で毎年展示の可能性が与えられるのは良いですね。新宿伊勢丹はクラシック傾向がそこまで強くもなくて現代美術に抵抗の無い百貨店です。なおかつ新宿という都内のハブになっている利便性もありますし、都内のギャラリー関係者、メディア、コレクターなど色々な方が来やすい場所です。
 また、日経MJでの全国百貨店売上げランキング(8月掲載)でも新宿伊勢丹は2724億円で、2016年度もぶっちぎりで全国一の売上を誇る百貨店でもあります(2位は阪急うめだ本店の2,183億円)。2015年も売上一位ですし過去から長い間売上一位を保っています。個人的に最も個展をしてみたい会場です。
 百貨店内のギャラリーも当然”色”がありますからね。僕が見てきた展示してきた、または展示作家の印象ですと、クラシック傾向の百貨店と現代美術にも寛容な百貨店とありますが、クラシックは東武、阪神、三越、高島屋。現代美術にも寛容なのが西武、阪急、東急、Bunkamuraと色々あります。
 売上が少ない百貨店では現代美術や若手の展示でそんなに冒険できないでしょうね。結局お亡くなりになった方々の絵(物故)が一番百貨店美術画廊の収益になっています。

 最後に適当なまとめで言うわけではありませんが、八犬堂など若手支援の画廊やプロデューサーの存在などもあってそういった面では今は良い時代だなあと思います。今回の展示も作家サイドからは良い展示です。本当に僕のような人間にも展示の機会を与えてくださって感謝しています。完全にヨイショだけするのも気持ちが悪いので前半はマイナス要素も吐露してみましたゴメンナサイ。
 しかし色んなチャンスをものにするには人間力も無いといけないんだなあと思う今日此の頃でした。

2017年 新年

さてさて、いよいよ2017年になりました。


初めて販売のステージにだしてもらってから4年は経ちます。早いものです。

今までの僕の制作目的は、自己内面に迫ったアート作品を描いたり、授賞歴を重ねることが目的でしたが、今年は売ることを重視していきます。要するに"売り絵"というものを制作していきます。
売り絵の要素の低い現代美術の作品がポンポン売れて行くこと自分にとって一番良いことですが、日本の世の中のニーズに合わない作風は変えないと販売が手こずりますよね。作風を変えずに販売していく方法ですとツイッターやインスタグラムなどのネットでうまく知名度を上げるか、テレビ、雑誌、ラジオ、新聞などのメディアで知名度をあげるかでブランディングをしていくしかないでしょうね。

現代美術は日本で人気が無い。売れる作品はクラシックな装飾絵画。

中身の在るアート作品の販売は厳しいです。(それでも装飾要素があれば販売に繋がりますが)


日本はアートにコンセプトを求めません。ステイトメントも重視されていません。

それは公募展、コンペでもそうで、作品を説明する文章の提出が求められている公募展、コンペは数えるほどしかありません。

(ファイン・アートにおいて)

作品がどういう経緯で創造されたのか、どういう意味が隠されているのか、内側でアートを楽しむことを日本の方々はしたがりません。

売れるのは主に公募団体の、いわゆる画壇の画家のクラシックな装飾絵です。

風景画や室内でドレスを着て座っている女性の人物画や花や動物の絵に深いコンセプトが無くても売れていくのは当たり前ですが装飾美としてだからですね。絵画は中身でなくて装飾であるというのはもっともな意見です。これが”アート”になると厳しいというだけです。


クラシックな作品が悪いというわけではありません。買われる人の自由です。

ただアート作品の方が外見と内面の2極の要素がある故に制作が大変なんです。風景も人物のただの描写なら僕からしたら楽に描けます。それでもそちらの方が売れていくのは、なんだかなあという気持ちもあります。


何が言いたいのかというと、今年から両方描いて行きます。

比率は 写実7:アート3 の割合でいきたいと思います。

それに写実も描いてみれば楽しいので嫌いではありません。綺麗な絵ですよね。写実絵画って。

部屋に飾ってふと観る度に綺麗だなあって思ってくれる作品を描いていきます。

元々ぼくのルーツは美なので、綺麗でなければダメなんです。

それとアマチュアと言われようとなんだろうと、生活のためではなく、やっぱり楽しんで描いたものじゃなきゃ良い作品にはなっていないと思っています。


ではでは、美しい絵画と充実したアート作品を生み出してやっていきますので、どうかよろしくお願い致します。



オマケ

新年のご挨拶が今更ですが、今年もよろしくお願い致します。

写真の鳥はイソヒヨドリと言って、実際にベランダに毎朝来てる鳥をスマホで撮ったものです☆


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出典 http://www.okinawa-kaeru.net/wild/bird/isohiyodori-3.html

とても美しい声で毎朝来ては、部屋の中のテーブルの上でグラノーラを食べて去って行きます。いつもこの子だけ1人でやってきます。可愛い子です。

酉年なので、生の鳥さん写真から新年のご挨拶でした(^ν^)