年末~年明けにかけての展示終了

 新年またいでのグループ展(酉とりどり展)が終了しました。かなり長い期間の展示で1人1点の条件を5,6点辺り展出されてる方も居て、それぞれ主催ギャラリーがひいきにしている作家さんも居るんだなという印象でした。 
 売上はKenzanと同じでそんなに高くないと思います。若手の小さな作品がチラホラ売れていただけなので。あとは印象としては複数点出されている方の大きな絵よりも小さな絵の方が密度が高くていい作品に思えました、皆がそうではありませんでしたが。大きな作品は小さな作品よりも良い作品でなければなりません。それは単純に値段が違うからです。小さな少額金額の作品はアレコレ詰め込むべきではありません。大小の金額に合わせて内容を考えるのは販売していく上で重要なことです。小さな作品と大きな作品が同じレベルの内容(大きな作品を縮小しただけの内容)では小さな作品しか買われません。大きな作品には迫力ではなく小さい作品には無い要素を盛り込まないと大きな作品の販売は非常に難しいと思います。

 さて会場の雰囲気はこんな感じでした。伊藤忠青山アートスクエアです。
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 1月ですから寒かったです。
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 会場では主催ギャラリーが会場から近隣県内の参加者のみに当番を義務付けていて、前半と後半の2日間を11時~19時のMAX店番しなければならず、それだけが残念な点でした。というのも都内や神奈川、千葉、埼玉の参加者のみが毎回主催ギャラリーの展示を設置、撤収作業も店番もしなければならず、それ以外の来れない都道府県の方々は一切の手伝いも、金銭的負担も無い条件になっているからです。店番のみならず、設置や撤収まで来れない方々の分まで近隣の作家だけが完全ボランティアで強制されるのは改善をご検討して頂きたい点です。時間も交通費もかかります。最低限せめて交通費は来れない作家さんサイドが完全負担するべきではないかなと思います。そして店番として現れた最終日も何もやることがありませんでした(苦笑。会場に居るだけで案内もありません。仕事してる人は、やることが何もない店番に参加させられるのは厳しいですね。全員の参加者が同じ条件であればまたマシです、それか会場に居たい人は希望者のみにするとか色々方法はありますが。
 あとは、会場に居て暇だからと外を道行く人への呼び込みを伊藤忠のスタッフの方に誘って頂きました。見た目が異常に若いので学生と思われたのでしょうけど、この歳で呼び込みをやってみました。率先して道行く人に声掛けをしましたが全滅。。笑。都内で絵の呼び込みって詐欺の商法って思われてそうですよね。誰も引っかかってくれませんでした(ぼくが怪しいからかもしれませんが)。広島で展示したときは何人も呼び込めたのですけどね。色々個人的にイタイところがあった展示でした。まあ学生や若手の展示がメインなので文句があるなら参加しなければ良いだけですね。

 文句ばかりでお見苦しいですが、この展示の話だけではなく毎回思うことがありますが展示期間に作品を準備出来ていない、間に合わない作家志望の方々がおられます。今回も居ました。この世界ではそういう話はよく耳にしますが展示に間に合わなかったら一発で信用を無くしてしまうので非常に残念なことです。絵を描く人は内向的な病んでる方も多いので、そういう方は制作以外でトラブルを抱えていますが出せなければ過去作品でも嫌でもなんとか体裁は保つべきですね。ぼくも作品提出は余裕をこいていてギリギリなので人のことは言えませんけど。。^^;お世話になった画商から実際に聞いた話ですが、なかには百貨店の個展が決まっているにもかかわらず作品が2枚しか出来ていなくて土壇場で中止になった人も過去にいたようです。
 この世界はタフなメンタル無いと本当にやっていけないと思うので、イチイチ人の意見に一喜一憂していたらあきまへんで~(笑。でも変な根拠のない自信を持ちすぎてる人も多いです。自分は天才だと思ってる人も。そういう方に限って経験が少ないです。僕自身も公募展にチャレンジする前や経験が少ないときはそう思ったりしていて痛い子でした。今も十分痛いかもしれませんが。。
 病んでたらクスリ(抗うつ剤)じゃなくて、ジョギングしましょう。身体を動かすことで精神衛生を改善できます。マラソンしてて暗い人って居ない気がしません?スポーツはなんでも良いと思います。ぼくもジムで鍛えてますしプールで泳いだりしてます。だからヤバイけどなんとか生きてるのかなあって思ってます。全然参考になりませんね。

 展示の話に戻ります。
 色々疑問点はあったとは言え、オープン初日辺りはコレクターや色々な美術関係者の方も来ますし美大生や卒業して間もない若手のための展示なので、まだ活動歴の浅い作家志望の人には主催ギャラリー(八犬堂)のグループ点はオイシイなあと思います。八犬堂に関わっていると新宿伊勢丹で毎年展示の可能性が与えられるのは良いですね。新宿伊勢丹はクラシック傾向がそこまで強くもなくて現代美術に抵抗の無い百貨店です。なおかつ新宿という都内のハブになっている利便性もありますし、都内のギャラリー関係者、メディア、コレクターなど色々な方が来やすい場所です。
 また、日経MJでの全国百貨店売上げランキング(8月掲載)でも新宿伊勢丹は2724億円で、2016年度もぶっちぎりで全国一の売上を誇る百貨店でもあります(2位は阪急うめだ本店の2,183億円)。2015年も売上一位ですし過去から長い間売上一位を保っています。個人的に最も個展をしてみたい会場です。
 百貨店内のギャラリーも当然”色”がありますからね。僕が見てきた展示してきた、または展示作家の印象ですと、クラシック傾向の百貨店と現代美術にも寛容な百貨店とありますが、クラシックは東武、阪神、三越、高島屋。現代美術にも寛容なのが西武、阪急、東急、Bunkamuraと色々あります。
 売上が少ない百貨店では現代美術や若手の展示でそんなに冒険できないでしょうね。結局お亡くなりになった方々の絵(物故)が一番百貨店美術画廊の収益になっています。

 最後に適当なまとめで言うわけではありませんが、八犬堂など若手支援の画廊やプロデューサーの存在などもあってそういった面では今は良い時代だなあと思います。今回の展示も作家サイドからは良い展示です。本当に僕のような人間にも展示の機会を与えてくださって感謝しています。完全にヨイショだけするのも気持ちが悪いので前半はマイナス要素も吐露してみましたゴメンナサイ。
 しかし色んなチャンスをものにするには人間力も無いといけないんだなあと思う今日此の頃でした。

2017年 新年

さてさて、いよいよ2017年になりました。


初めて販売のステージにだしてもらってから4年は経ちます。早いものです。

今までの僕の制作目的は、自己内面に迫ったアート作品を描いたり、授賞歴を重ねることが目的でしたが、今年は売ることを重視していきます。要するに"売り絵"というものを制作していきます。
売り絵の要素の低い現代美術の作品がポンポン売れて行くこと自分にとって一番良いことですが、日本の世の中のニーズに合わない作風は変えないと販売が手こずりますよね。作風を変えずに販売していく方法ですとツイッターやインスタグラムなどのネットでうまく知名度を上げるか、テレビ、雑誌、ラジオ、新聞などのメディアで知名度をあげるかでブランディングをしていくしかないでしょうね。

現代美術は日本で人気が無い。売れる作品はクラシックな装飾絵画。

中身の在るアート作品の販売は厳しいです。(それでも装飾要素があれば販売に繋がりますが)


日本はアートにコンセプトを求めません。ステイトメントも重視されていません。

それは公募展、コンペでもそうで、作品を説明する文章の提出が求められている公募展、コンペは数えるほどしかありません。

(ファイン・アートにおいて)

作品がどういう経緯で創造されたのか、どういう意味が隠されているのか、内側でアートを楽しむことを日本の方々はしたがりません。

売れるのは主に公募団体の、いわゆる画壇の画家のクラシックな装飾絵です。

風景画や室内でドレスを着て座っている女性の人物画や花や動物の絵に深いコンセプトが無くても売れていくのは当たり前ですが装飾美としてだからですね。絵画は中身でなくて装飾であるというのはもっともな意見です。これが”アート”になると厳しいというだけです。


クラシックな作品が悪いというわけではありません。買われる人の自由です。

ただアート作品の方が外見と内面の2極の要素がある故に制作が大変なんです。風景も人物のただの描写なら僕からしたら楽に描けます。それでもそちらの方が売れていくのは、なんだかなあという気持ちもあります。


何が言いたいのかというと、今年から両方描いて行きます。

比率は 写実7:アート3 の割合でいきたいと思います。

それに写実も描いてみれば楽しいので嫌いではありません。綺麗な絵ですよね。写実絵画って。

部屋に飾ってふと観る度に綺麗だなあって思ってくれる作品を描いていきます。

元々ぼくのルーツは美なので、綺麗でなければダメなんです。

それとアマチュアと言われようとなんだろうと、生活のためではなく、やっぱり楽しんで描いたものじゃなきゃ良い作品にはなっていないと思っています。


ではでは、美しい絵画と充実したアート作品を生み出してやっていきますので、どうかよろしくお願い致します。



オマケ

新年のご挨拶が今更ですが、今年もよろしくお願い致します。

写真の鳥はイソヒヨドリと言って、実際にベランダに毎朝来てる鳥をスマホで撮ったものです☆


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出典 http://www.okinawa-kaeru.net/wild/bird/isohiyodori-3.html

とても美しい声で毎朝来ては、部屋の中のテーブルの上でグラノーラを食べて去って行きます。いつもこの子だけ1人でやってきます。可愛い子です。

酉年なので、生の鳥さん写真から新年のご挨拶でした(^ν^)


今年ラストの展示

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何度か告知致しましたが来年の干支の酉にちなんだグループ展が始まりました。
会期は以下です。
ぼくもM10号を1点だけですが出品しています。
今回の展示作品の作家は、まだまだ若手ですので作品もお求め易くなっております。
かなりの人数で出品していますから様々な作品があって、アート作品を購入された事がない方は実際に買われてみては如何かなとも思います。ぼくの作品はご検討されずとも大丈夫ですので。

アートで祝おう2017「酉 とりどり展」概要

会期行く年(前半) 2016年12月23日(金)~12月28日(水)会期中無休
来る年(後半) 2017年1月4日(水)~1月15日(日)会期中無休
時間11:00~19:00
入場料無料
主催株式会社八犬堂
共催伊藤忠商事株式会社
特別協力株式会社三越伊勢丹
協力アートコレクターズ
会場伊藤忠青山アートスクエア
東京都港区北青山2-3-1 シーアイプラザB1F
TEL & FAX : 03-5772-2913
URLhttp://www.itochu-artsquare.jp/
*伊藤忠HPより転載

作品アップ

3日前ほどに描き上げた作品です。
タイトルは適当につけました。
なんか写実系の人物画って室内のものばかりなので、ぼくは空をバックに描くスタイルです。
室内に室内の絵を飾るのってなんか変じゃないですか?
それが悪いと言うわけではありせんが、せっかく室内に飾るなら野外を感じるものにしたいと思って狙ってやってます。


DSC_1687b4.jpg  Lost sky  M10

製作時間は短く約5日ほど。前半ダラダラし過ぎてほとんどラスト2日でなんとか描けました^^;

今回は危機感を感じました。初めて間に合わないかも。。って思いました。

たまたま昨日ふと思って小学校のときの「あゆみ」を見たら担任の先生が書いたことにガクっと来ました。ぼくの人物評価のような欄に、宿題をやってこなかったとか追い込まれないと出来ないのが残念ですと書かれてあり、あぁ昔を変わらないんだ。。としみじみ納得してしまいました。

とにかく描き終わって一段落。

いくつになっても制作時間の逆算が苦手です。。


アート 絵の技術について(完全自己流)2


 上達の為に、技術書などの本から学ぶことも良いと思います。僕自身は技術書はあまり読みませんでしたが、ぼくの今の考えで本から学ぶ方法としてオススメするのは美術の窓の技法講座のコーナーす。

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美術の窓 作家による技法講座

 毎月だか、なんだかで、それぞれの作家さんが1人づつ数月刊に渡って惜しげもなく、各自の絵の技術を公開しています。材料やら支持体やらまで細かく載っています。まずはそこから描き方を探ってみては如何でしょう。色々試して自分の好みの描き方が参考程度に見つかったら、そのうちオリジナルの描き方を探ったり、描き方でなくとも絵の内容自体どういうものを描くかを考えていっても良いと思います。いずれ自分が公に作品を発表する段階になったらオリジナルの表現は身につけたほうが良いです。
 先程お話したようにバックナンバーで自分の好みの作風を描く作家さんが技法を紹介しているナンバーを購入して描き方を参考程度に学ぶことは、かなりオススメだと思います。ただし一般的に発売されている技法書は本当の初心者の方以外は僕はオススメしません。むしろあれを読んで望むように出来ない方には、楽しくないと思います。
 なんでもそうだと思いますけど、楽しんで出来るものは上達しますよね。逆に好きでもないものを基礎が大事だからとか思って、何枚も描いててもあんまり上手くならずに、一般レベルに落ち着いてしまうと思います。
 年配の作家さんとか、古い方々は基礎が大事とか、実際に見て描けとか言われますが、そんなものを見なくとも基礎なんかそこまで無くても大丈夫と思います。綺麗な絵も落書きも何でも描ける会田誠さんも、実際に観て描かなくても写真だけで十分描けると言っています。何度か作品を拝見しましたが本当に器用です。
 思うのですが、基礎を大事にして、ちゃんとした美術のプロセスを踏んできた方々はマジョリティですが、その方々って成功しているのでしょうか。アートの世界は、むしろ道を外れたマイノリティな方々の方が成功していると思うのですがどうでしょう。自分のことは棚に上げて言いましたが。
 

FC2総合インフォメーション に紹介して頂きました。

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【ブログ】FC2ブロガーが雑誌『月刊美術2016年12月号』に登場!

 

ご紹介して頂きました。ありがとう御座います。


日本は国が芸術文化にお金をかけていませんので、なかなか芸術に関心の在る社会に出来ないこともあり、絵を好きな人自体が少ないです。


伝統やクラシックな”芸術”も良いですが、もっと関心を持たれるような話題性のある現代の時代の”アート”を作り上げていけたら良いなと思っております。


来年は絵以外の活動もしていく予定です。どうぞ、よろしくお願い致します。